制震性能試験

3.11で被害が見えなかったお住まいでも安心できますか?
耐震性・構造に不安がある方、耐震診断士・一級建築士に聞いてみませんか?

※基礎や構造を調査する精密診断は有償となります

今お住まいの家は、繰り返しの地震に強い家ですか?地震による木造建築物の歪みは、地震の繰り返しで積み重なります。3.11で被害を受けていないお住まいでも、潜在的な歪みが発生しているかもしれません。当社は一級建築士事務所で、一級・二級建築士に自治体認定の耐震診断士が所属しています。耐震・構造の専門家が、今のお住まいの状況を判定します。先ずは無料診断からご相談ください! (図面をお持ちください)簡易診断でご不安、強度不足等が見つかったお住まいは精密診断もいたします。※木造軸組み工法に限ります。※精密診断は有償になります。

筑波防災技術研究所での制震性能試験結果でも、地震の繰り返しで歪みが蓄積する事が証明されています

2012年11月に、筑波防災技術研究所にてLIXIL主催で耐震施工・制震施工についての比較実験が行われました。

・在来建物(耐震等級1)
・耐震施工建物(耐震等級は木造では最上位の3等級)
・耐震施工(3等級)+制震施工

上記3タイプに対し、阪神淡路大震災クラスの地震2回と、間に阪神淡路大震災の60%クラスの地震2回を入れた合計4回の地震で試験。

制震性能試験

結果は現場でのホワイトボード写真の通り(見辛いですが)、在来工法が初回しか数値記入が無いのは1度目の地震で倒壊したためで、耐震等級3の耐震施工家屋は倒壊こそ免れたものの変位率が高く、以降繰り返す事で家屋の歪みが大きくなりました。

 

耐震施工+制震施工では変位率が3等級の半分程度で、地震の加速度も2回目以降は半分以下しか伝えておらずかなりの効果がみられました。

阪神淡路大震災クラスの地震は滅多にあるものではありませんが、余震を含めた繰り返しの地震への備えとしては耐震施工+制震施工が地震後も含めた対策としては有用であるとの結果でした。

リフォーム時に制震施工をするのは費用・工期などから現実的ではありませんが、正確な耐震診断による適切な耐震施工を施し地震に備えることで、安全で安心して住める家になります。
当社では建物診断(インスペクション)も承っていますので、不安や心配なところがありましたら、お気軽にご相談ください。

制震性能試験結果