リフォームを考えるとき、多くの方が気にされるのは費用や設備、デザインではないでしょうか。
しかし、本当に安心できる住まいづくりを考えるなら、もう一つ確認しておきたいことがあります。
それが、
『工事が終わったあと、もし不具合が見つかったらどうなるのか』
…などという点です。
完成直後は問題がなくても、しばらく暮らしてから雨漏りや施工部分の不具合に気づくこともあります。
そんなときに知っておきたい仕組みの一つが『瑕疵保険』です。
『瑕疵保険とは?』
『瑕疵とはわかりやすく言うと何?』
『リフォーム瑕疵保険は義務化されている?』
『瑕疵保証と瑕疵保険は同じ?』
こうした疑問を持つ方も少なくありません。
千葉市稲毛区・中央区・成田市・市原市、船橋市を中心に、暮らしの課題解決をお手伝いしているウッディホームが、住宅瑕疵保険の基本とリフォーム前に知っておきたいポイントをわかりやすく解説いたします。
瑕疵とは?
瑕疵は『かし』と読みます。
住宅分野でいう瑕疵とは、簡単に言えば、
『本来備えているべき品質や性能を満たしていない状態』
のことです。
言葉の使い方としては「この家は、雨漏りという瑕疵がある。」となります。
「瑕疵がある」状態としては
・構造上重要な部分に問題がある
・屋根や外壁などから雨水が浸入する
・施工した部分が契約した性能や品質を満たしていない
…といったケースが考えられます。
一方、単なる経年劣化や日常使用による傷まで、すべてが瑕疵になるわけではありません。
また、2020年の民法改正以降、一般の契約では従来の『瑕疵担保責任』に代わり、『契約不適合責任』という考え方が使われています。
ただし、住宅品質確保法や住宅瑕疵担保履行法などでは現在も『瑕疵』という言葉が使用されているため、『住宅瑕疵担保責任』『住宅瑕疵担保責任保険』といった名称は今も使われています。
つまり『瑕疵担保とは?』『瑕疵保証とは?』と調べる際には、古い記事と現在の制度説明が混在していることもあるため、情報の鮮度を確認することが大切です。
瑕疵保険とは?
瑕疵保険とは、住宅やリフォーム工事に保険対象となる瑕疵が見つかり、補修が必要になった場合に、その費用などを保険でカバーする仕組みです。
新築住宅でよく聞くのが『住宅瑕疵担保責任保険』です。
新築住宅では、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分について、売主や請負人が引渡しから10年間責任を負う仕組みがあります。
さらに、新築住宅を引き渡す一定の事業者には、住宅瑕疵担保責任保険への加入、または保証金の供託によって、万一の補修に備える資力確保措置が求められています。
ここでよくある疑問が、
『住宅瑕疵担保責任保険は誰が払うの?』
という点です。
保険への申込みや保険料の支払いを行うのは事業者ですが、保険料相当額が住宅価格に含まれる場合もあります。
そのため、住宅瑕疵保険とは『購入者が自分で契約する一般的な保険』とは少し仕組みが異なります。
住宅瑕疵担保責任保険についてはコチラ(国土交通省「住宅瑕疵担保責任保険について」の外部リンクに移動します)
リフォーム瑕疵保険とは?
戸建てリフォームを考えている方に特に関係するのが『リフォーム瑕疵保険』です。
『リフォーム瑕疵保険は義務化されているの?』
と検索される方もいますが、リフォーム工事で瑕疵保険へ加入することは、法律上の義務ではありません。
リフォーム瑕疵保険は、リフォーム事業者が任意で加入する仕組みです。
では、なぜ利用するのでしょうか。
大きな特徴は『検査と保証を組み合わせられること』です。
リフォーム瑕疵保険を利用する場合、登録されたリフォーム事業者が保険法人へ申し込み、工事内容について検査が行われます。
そして、保険期間中にリフォームした部分で保険対象となる瑕疵が見つかった場合には、補修費用等が保険でカバーされます。
さらに、施工会社が倒産している場合でも、条件を満たせば住宅所有者が保険法人へ直接保険金を請求できる場合があります。
ここは、工事後の安心を考えるうえで大きなポイントです。
ただし、リフォーム工事をした部分なら何でも保証されるわけではありません。
設備機器そのものの故障や、経年劣化、自然災害などは対象外になる場合があります。
また、工事が終わってから『やっぱり瑕疵保険に入りたい』と申し込むことはできません。
原則として着工前に手続きを進める必要があるため、利用を考えている場合は施工会社との契約前に確認しておくことが大切です。
瑕疵保証と瑕疵保険のちがい
住宅会社のホームページを見ると、
『瑕疵保証』
『瑕疵保証付』
『アフター保証』
といった言葉を見かけることがあります。
しかし、『保証』と『保険』は同じ意味ではありません。
瑕疵保証とは、施工会社や売主などが契約内容に基づき、一定期間の補修などを約束する仕組みを指すことがあります。
一方、瑕疵保険は、住宅瑕疵担保責任保険法人という第三者の保険制度を利用する仕組みです。
そのため『瑕疵保証付だから安心』という表示だけを見るのではなく、
・誰が保証するのか
・保証期間は何年か
・どの工事部分が対象なのか
・免責となるケースは何か
・住宅瑕疵保険やリフォーム瑕疵保険を利用するのか
…まで確認しておくことが大切です。
特に大規模なリノベーションでは、工事金額も大きくなります。
価格や設備だけでなく、『工事後に何かあったときの仕組み』まで確認することが、後悔を減らすためのポイントです。
リフォーム前に確認したい3つのこと
瑕疵保険を含め、安心してリフォームを進めるためには、契約前に次の3点を確認しておきましょう。
①工事後の保証内容
施工会社独自の保証なのか、瑕疵保険を利用するのか、それぞれ対象範囲や期間を確認します。
②工事中の検査・品質管理
保険があるからといって、施工品質そのものを軽視してよいわけではありません。
どのような体制で現場を確認するのか、設計内容や打ち合わせ内容が施工担当まで共有されるのかも重要です。
③施工後に相談できる体制
リフォームの本当の使い勝手は、完成して生活を始めてから分かります。
『使ってみたら気になる部分が出てきた』
『数年後に別の場所も直したくなった』
…というときに、長く相談できる会社かどうかも会社選びの大切な基準です。
ウッディホームが大切にしていること
私たちウッディホームも、住まいづくりにおいて保証や保険は大切だと考えています。
しかし、本当の安心はそれだけでは完成しません。
大切なのは、
『そもそも、お客様がどのような暮らしを望んでいるのか』
を工事前に丁寧に整理することです。
例えば、
『浴室を新しくしたい』
というご相談でも、お話を伺っていくと、
・冬のお風呂が寒い
・掃除を楽にしたい
・将来の段差が心配
・孫が来たときも安心して使いたい
…など、本当に解決したい課題が見えてくることがあります。
ウッディホームでは『ライフスタイルコンパス』という考え方を大切にし、ご家族それぞれの価値観や優先順位を整理しながら、本当に必要なリフォームを一緒に考えていきます。
また、専任コンシェルジュがお客様に寄り添い、
『何から始めればいいのか』
『どこまでリフォームするべきか』
『今だけでなく将来まで考えるべきか』
…といった不安にも一つずつ向き合います。
さらに、営業・設計・施工管理・アフターまで連携し、自社監修のもと信頼できるパートナーと施工を進めることで、打ち合わせ内容と実際の現場にズレが生まれにくい体制を大切にしています。
ウッディホームはLIXILリフォームショップとして、設備への知識や施工経験も積み重ねています。
ただ商品をおすすめするのではなく、
『そのご家庭のこれからの暮らしに、本当に合うか』
という視点からご提案することが私たちの考えるリフォームです。
そして工事完了をゴールとは考えていません。
実際に暮らし始めたあとも相談できること。
住まいの変化に合わせて、また頼っていただけること。
保証や瑕疵保険という制度と、人・体制・アフターまで含めて安心をつくることが大切だと考えています。
まとめ|瑕疵保険とは『もしもの備え』。会社選びではその前後も確認を
瑕疵保険とは、住宅やリフォーム工事で保険対象となる瑕疵が見つかった場合に、補修費用などをカバーする仕組みです。
新築住宅では住宅瑕疵担保責任に備える資力確保措置が求められていますが、リフォーム瑕疵保険への加入は法律上の義務ではありません。
だからこそリフォームを検討する際には、
・どんな保証があるのか
・瑕疵保険を利用できるのか
・工事品質をどのように管理しているのか
・施工後も相談できる会社なのか
…まで確認することが大切です。
千葉市稲毛区・中央区・成田市・市原市、船橋市周辺で、これからの暮らしを見据えたリフォーム・リノベーションをご検討の方は、ぜひウッディホームへご相談ください。
今の住まいのお悩みだけでなく、5年後、10年後まで見据えながら、安心して長く暮らせる住まいづくりをご提案いたします。
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