無垢材の自然派素材住宅

キッチン自体はまだ使用可能であったが、炊事をしていると背面にある壁の為、まだ小さい御嬢さんの子供に目を配れない不便さがあった。 システムキッチンを取替え、料理の熱がこもらぬようIHクッキングヒーターに変更。

ローチェスト裏の壁があり子供に目が配れないことが御嬢さん、お母さんにとっての不満でした。また、台所・リビング・ダイニング共断熱が不完全で冬寒かった。 リフォームで壁面収納は作り直し、右扉は折り戸にして内部は可動棚に、出窓下は引出に変更しました。

収納が少なくうまく使えていなかったため雑然としていたリビングは室内に洗濯物を干すことも多かった。 アレルギー気味のお子様のために自然素材を多用しました。無垢のフローリングと杉の羽目板を左の壁（耐震補強をしたため）と天井に使用。折り上げ天井内部は松煙を混ぜた珪藻土。寒さ対策にはリビング、ダイニングの床に床暖房を設置。ＬＤＫすべての窓にペアガラス仕様のインナーサッシ取付け。

0.75坪の在来浴室は冬寒く、スペース的にも子供と入るには狭いものでした。 そこで0.75坪の在来浴室から背面の壁を移動して1坪のユニットバスに変更、断熱仕様にしたことで入浴時の冬の寒さが解消されます。また、天井には暖房換気扇を取付け室内に洗濯物を干さずに済むようにした。

床・立ち上がりのタイルが寒々しく、目地の掃除が大変でした。 床・腰壁に羽目板を使用。節水型のタンクレス便器とコンパクトな手洗いを設置しエコロジーにも配慮。床材をタイルから無垢材に変えたことで床のひんやり感も解消。