物件概要・リフォーム費用
建物種別 | 戸建住宅 |
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築年数 | 45年 |
費用(税込) | 500~1000万円 |
工期 | 3ヶ月 |
担当施工店 | 本店 |
両親へ贈る身体に優しいリフォーム。
お客様のご要望とお困りの点
母親の足腰が弱ってきており、家の中の段差が大きいのが心配。特に古い家のため、和式のトイレや段差の大きい浴室など今後の生活が心配。また、隙間風が多く体に応える。老夫婦二人だけの生活のため、生活時間の長い居間を暖かくしたい。
和式トイレ立ち座り・各室の段差、浴室の出入りに伴うヒートショックによる心臓への負担の心配、気密性・保温性が悪く部屋が暖まらないといった構造的な要因による不便・不安をお持ちでした。
ウッディホームをお選びいただいた理由
何社か見積もりをお願いしたが、こちらの要望を十分に聞いてくれる業者は少なかった。その中でウッディホームさんは良く要望を聞いてくれ、ただ一社耐震を提案してくれたので安心してお願い出来た。
ご要望への対処とデザインコンセプト
床下・壁・天井には断熱材を施し、木枠の窓による侵入風を防ぐため窓はペアガラスのアルミサッシに交換。
トイレはウォシュレット付きの様式便器に交換し、はやり壁には断熱材を入れ古く寒い浴室はユニットバスに変更。
キッチンは居間を含めて間取り変更、暖かいLDKへと生まれ変わりました。
リフォーム部分は全室バリアフリー化し奥様の使い勝手に合わせた手摺を取付け、玄関の段差は踏み台を造作し高い1段から負担を軽減できる様2段で上がるようにした。
施工中のイレギュラーと対応
着工から解体工事を始めたところ、浴室・洗面所の土台や柱が腐食していました。
工期が長引くと様々な面でお施主様にご負担を強いる事になります。構造部分の交換が追加となる事で工期が延び、費用の面でも負担が大きくなりますが、放っておくわけにも行きません、即お施主様に報告し安全・安心していただけて費用の面でも最善の方法を提案させていただき、ご了承をいただきました。
また、工事中に野良猫が屋根裏に閉じ込められてしまいました。お施主様にも猫にも良くありません、一部開口して救助しました。
工事の様子

段差をなくすための床下地と断熱材。キッチンは狭いため移動して大きく。サッシをペアガラスへと変更して隙間風を遮断、また、断熱材を入れた事で保温性が高くなり、満足していただけました。



リフォームのポイント

LDK
間取りを変更して和室と台所を一つにしてLDKとしました。 生活の基本をこのLDKで過ごすため、収納やキッチンを集め移動を少なくしました。オーソドックスな色調の仕上げ材と収納ですが、リフォーム前と比べると見違えました。
リフォームのビフォーアフター
廊下

Before


After
段差のある暗い廊下。障子のため、手摺を付ける事が出来ず足の悪いお母さんがつかまる手摺がつけられない状態でした。 リフォームで照明を増設し部分的に壁を作り手摺を取付。実際に使う奥様に持っていただき高さを確認、特に土間部分は高さを替えて土間から廊下に上がりやすいよう配慮。
洗面

Before


After
ガラス戸とカーテンのみの仕切りで寒かった洗面、洗濯機置場が無く外のため洗濯がつらい毎日。 間取り変更に伴い洗濯機置場を室内に、床をバリアフリーにするために引戸に変更。トイレ内から洗面器を外し洗面所へ設置。選択の際も寒さ知らずです。
立ち座りの辛かったトイレ

Before


After
昔ながらの和式トイレ。便座カバーをつけて有るが寒く、足の悪い奥様には立ち座りがつらかった。 断熱で暖かく、立ち座りの楽なように手摺を配置。奥様が一番気に入っているトイレです。
浴室

Before


After
段差が大きく冬寒い浴室。 床のスノコにぬめりが出ると滑って危険なうえ、お風呂を沸かすにもいちいち浴室に行かなければならず不便でした。 躓きやすい洗面との段差をなくし、ユニットバスへ変更しました。ユニットバスへ変更した事で浴室が暖かくなり、浴槽も足ものばして入れるようになりとても快適なお風呂に。
防犯性を考慮したキッチンの窓

Before


After
隙間風の多いキッチン出窓。 リフォーム後は防犯を考えた面格子付きサッシに変更(ガラスはペアガラス)。
外構

Before


After
高い生垣のため防犯上不安だった、また画面外の駐車場が狭く使いずらかった。 玄関の近くに駐車場新設、雨の日にも車から出入りがしやすく空き巣の心配も少なくなりました。