築46年の木造平屋住宅を耐震診断・補強してフルリフォーム

物件概要・リフォーム費用

建物種別 戸建住宅
築年数 46年
費用(税込) 500~1000万円
工期 3ヶ月
担当施工店 本店

耐震性など構造に不安のある平屋を、予算内で耐震補強やシロアリの食害に対する補強を行い安心して住めるようにリフォーム。

お客様のご要望とお困りの点

都内にお住まいだったS様、生まれ育った家への引っ越しを機にリフォームを決められましたが、築46年の古い建物で耐震性に不安があり、あちこち傷みが酷い状況でした。
耐震性能で重要な構造体の補強と、住まい易さを求めることからの設備更新等をも予算内で納めなければならず、色々な部分で効率と合理が求められました。

ウッディホームをお選びいただいた理由

耐震診断の信頼性が最も高く、予算の中でのプランも納得いくものでした。

ご要望への対処とデザインコンセプト

屋根の葺き替えで補強

単純に耐震性能を上げるだけではなく、建物自体の重量を軽くする事で必要耐力が下がるので、建材を軽いものへ替える事は有効な耐震施工と成り得ます。
S様邸は屋根が重い瓦屋根でしたので、屋根の葺き替えで建物の重量と建物の重心を下げる事が出来ました。建物を軽くする事は、耐震補強と併せる事で建物の性能を一層上げる事が出来るうえに費用の抑制につなげる事が出来ます。
また、内外装のリフォームで気密性や断熱性など住まいの基本的な性能アップも図りました。

施工中のイレギュラーと対応

いざ、着工しましたが・・・
築46年の木造住宅、着工後に現調時では知り得ないところでシロアリ被害が見つかりました。
被害を受けた部分は強度が落ちて使い物になりませんから当然放置などできません、即施主様に報告し対応とそれにかかる費用・工期などを提案・説明し、追加工事と工程の変更・延伸をご了承いただきました。

工事の様子

屋根の葺き替えと補修

屋根の葺き替えと補修

瓦を撤去した状態、下地の損傷も多く見られます。

建物の耐震補強

耐震補強

耐震診断による補強計画により筋交い等補強材で建物の剛性を高めます。 また、計画に応じた金物も取り付けて行きます。

気密性に断熱性を上げる工事

構造体の補強後、気密性に断熱性を上げるための工事を行います。

リフォームのポイント

リビングから寝室 玄関 リフォーム

リビング

リビングから寝室・玄関。元々和室だった寝室は洋間に生まれ変わりましたが、施主様のお気に入りか昭和レトロな照明器具が妙にマッチしています。

料理や食事の際の動線を考えてコンパクトに

キッチン

料理・食事の際の動線を考え、コンパクトに収まるような収納を設置し広々とし使い易く。どんな料理が出来るのか楽しみです。

洗面と洗面台 リフォーム

洗面

新たに作った洗面と洗面台。リビング・キッチンから統一した明るく落ち着きのあるデザインです。

ユニットバス リフォーム

浴室

古い浴室はユニットバスに更新、築46年とは思えません。

トイレ 便座の向きを変えて広々 リフォーム 

トイレ

トイレは便器の向きを変えて広く使い易くしました。

背比べの柱 家族の思い出 

家族の想いでは残しました

リビングと和室を仕切る引き戸の柱部分、施主様のお子様の「背比べ」の跡。ご家族の思い出として、ここはそのまま残しました。

リフォームのビフォーアフター

外壁

外壁 痛みあり リフォーム前

Before

戸袋を撤去し雨戸代わりにシャッターを設置 外壁補修後に塗装

After

リフォーム前の外周はあちらこちらに傷みが見えます。 戸袋を撤去し雨戸代わりにシャッターを設置、防犯に配慮したしっかりした作りに。仕上げは外壁補修の後塗装で仕上げました。

リビング

気密性、断熱性を高めたいリビング リフォーム前

Before

天井や壁は白のクロスで仕上げ 建具や床はミディアムの色調で落ち着いた雰囲気

After

以前は暗く気密性・断熱性の良くない居間でした。 リフォーム後の天井・壁は白のクロスで仕上げ、建具や床はミディアムの色調で明るく落ち着きののある部屋に。リビングの変わりようは驚きです、まるで新築の様です。

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