物件概要・リフォーム費用
建物種別 | 戸建住宅 |
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築年数 | 14年 |
費用(税込) | 1000~1500万円 |
工期 | 2ヶ月 |
担当施工店 | 本店 |
家族が快適に暮らせる様に庭の一部へ増築。
地震への備えを充実させることで安心して住める様に内側と外側の両面から耐震施工(耐震施工+制震テープによる制震施工=粘震施工)を施しました。
お客様のご要望とお困りの点
外壁に亀裂が入り、傷みがだいぶ進行している様なので、先ず安心して住めるようにしてほしい。
お母様の部屋を階段の昇り降りがない1Fに造りたい。
ウッディホームをお選びいただいた理由
外壁のサイディングが地震によりひび割れ、傷みもひどっかったのですが良い提案をしてくれたので選びました。
ご要望への対処とデザインコンセプト
お母様の部屋について、間取り変更ではキッチン・リビング等のスペースが確保できない事から増築する事となりました。
リフォーム前は玄関からぐるっと回らないとLDKに入れませんでしたが、玄関正面に引き戸をつくり入りやすい ように動線を変更しました。このLDKに隣り合わせ部屋を増築したことで広さも確保。仕切る引き戸はもちろん バリアフリー対策で段差のない仕様です。2Fのバルコニーはリフォーム前はオーバーハングタイプとなっていた ために、強度等の問題から広さが取れていませんでしたが、この増築部分に作ることで強度・耐荷重の確保がで きたので、リフォーム前より広いバルコニーへと変更。以前と違う広々としたバルコニーで洗濯物が干しやすくな りました。1Fと2Fとの行き来に不便さを感じられていた事から、2Fのクローゼットを一部改良しトイレをつくるなど、ここでも生活動線の改善を取り入れました。 耐震サイディング「壁王」で施工(粘震壁も施工)。
外壁の傷みを塗装で隠すのではなく耐震補強材として認定評価されている耐震サイディングを利用し、さらに制振効果を得るために粘震壁をとりいれました。意匠性も抜群ですし、安心して住んでいただけるようになりとても喜んでいただきました。
工事の様子

コストパフォーマンスの高い耐震+制震=粘震
耐震診断・耐震計画に耐震補強と耐震施工などを経る必要がありますが、制震テープ施工は材工共に他の制震施工と比べて容易で建築防災協会の評価で耐震性の数値認められているため、極めてコストパフォーマンスの高い制震施工となります。

リフォームのポイント

LDKの増築部分
元々あったリビングからの増築した部屋です。仕上げ材を同じものにしたとはいえ、既存部分との違和感は感じさせません。

リビング・ダイニング
増築した部屋から新しくなったLDK

キッチン~リビング・ダイニング
キッチンからリビングダイニング方向。

階段
傷みのあった階段を全てやり替え、階段上の窓を雨戸付きのサッシに変更。

トイレ(2階)
2階にトイレがなかったので押入れを改装し、階段突き当りに快適なトイレを作りました。

居室(2階)
2Fの部屋も1Fとデザインを合わせた内装に仕上げました。

ベランダ
増築以前からここにはベランダが有りましたが、増築に伴いベランダも造り直しました。
リフォームのビフォーアフター
増築

Before


After
工事前の増築予定箇所。 増築後は右奥に増築した部屋が見えます
キッチン

Before


After
キッチンの壁はタイル貼りで暗く掃除がし辛いものでした。 リフォーム後は採光用の窓を取り付け、お手入れのしやすいキッチンパネルに改修、収納豊富でつかいやすい引出タイプのキッチンを選びました。
浴室

Before


After
浴室はタイル張りの冷たく寒いものでしたが・・・ リフォームで暖房乾燥機機能付きで明るく暖かい空間にしました。
トイレ(1F)

Before


After
1階トイレは階段下に作られており、狭く入口にも段差がありましたが・・・ リフォームで広く段差のない作りに変更しました。
洗面

Before


After
暗く収納の少ない使い辛い洗面でしたが・・・。 洗面台は明るく収納が多い収納三面鏡タイプを選びました。
外壁

Before


After
中の防水シートが露出するほどのひび割れがあり、苔も付いていた外壁ですが・・・ 瀟洒な色使いがお洒落な耐震サイディングにリフォームし、耐震性の向上とデザイン性でも良いものに生まれ変わりました。 遮熱性や防音性を考慮し、1Fはペアガラス(複層ガラス)サッシへ、2Fは雨戸付のサッシへそれぞれ交換しました。